このサイトをご覧になっているあなたなら、当然、その重要さに気づいておられることでしょう。
相手はそれなりのノウハウのあるプロ。こちらは経験もへったくれもない素人です。まともに闘ったのでは、ふつうは勝てません。
では、勝敗を分ける重要なポイントは何か。
それは、情報です。
幸いなことに、インターネット社会の現代では、その気になれば、あなたがこのサイトを見つけることができたように、いくらでもマンション紛争のサイトを見つけることができます。
こういったマンション問題で闘った経験のある(あるいは紛争中の)地区の方と連絡をとって、話を聞いてみるのは、とても有効です。とくにそれが同じ業者だと、相手の手の内がある程度読めることもあります。
いわゆるマンション紛争だけではなく、欠陥マンションなどのサイトなども調べて、その業者が過去に欠陥マンションを建設していないかどうかも調べてみましょう。業者の経営状態なども、今の時代にはネットで簡単に調べることができます。
また、アスベストやPCBなどの公害物質などについても、比較的簡単に、インターネットで調べることができます。法令などを検索することもできます。
もちろん、インターネットだけで事足りるとするのではなく、せめて図書館ぐらいには足を伸ばしてみましょう。無料の情報だけでは限界があることも、ここなら手にはいることが多いです。建築関係の判例などを調べるには、図書館の方が向いています。
参考になる書籍もあります。
「プロも知らないマンション・建築紛争の解決ノウハウ教えます」(築地書館/根来冬二)2000円
「マンション・建物紛争解決ノウハウ—徹底抗戦・増補版」(築地書館/根来冬二)2520円
「建築・近隣紛争の法律相談」(青林書院/田中峯子)3700円
「住民運動必勝マニュアル 迷惑住民、マンション建設から巨悪まで」(光文社新書/岩田薫)819円
たぶん、現段階では、入手が比較的簡単な、数少ないマンション紛争参考書です。